協会の概要

協会の事業を通じて、スポーツアスリートの
皆様のさらなる飛躍と国民の皆様の健康に貢献します。

日頃からご高配を賜りましてありがとうございます。

私たちは、運動施設の調査・企画・設計・施工を行う我が国唯一の専門技術者集団です。

「健全な社会は、国民の健全な健康と健全な環境より生ずる」との信念の元、より良い運動施設づくりにまい進してまいりました。

ひとえに皆様方のおかげと深く感謝しております。今後ともより一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

協会の概要

会員の資格

●正会員

運動施設建設専業者で、建設業法の許可を受けているもののうち、当法人の目的に賛同し入会したものとする。

●賛助会員・特別会員

メーカー等で当法人の目的に賛同するものを賛助会員・特別会員とする。

目 的

運動施設の建設・維持管理技術の向上及び運動施設建設業の健全な発展を図り、もって我が国運動施設の整備促進と併せて国民の健康づくりに寄与する。

組 織

(本部) 代表理事 理事会(代表理事、副代表理事 、理事総数11名)
監事2名
  委員会 総務委員会 財務委員会 倫理委員会 広報委員会 企画事業委員会 技術委員会 資格制度委員会
  研究会

運動施設にかかる資格制度研究会
スポーツターフ研究会
スポーツ施設のストック活用研究会
多目的運動施設研究会
防災避難所としての学校グラウンド研究会
環 境 研究会

     
(支部) 北海道、東北、関東、中部、関西、中四国、九州 (7支部)

事 業

  1. 運動施設建設業及び維持管理に関する技術の進歩、改善のための調査研究及び指導
  2. 運動施設建設及び維持管理に関する情報及び資料の収集並びにその提供
  3. 当法人の実施する運動施設工事の技術者及び技能者の養成、資格制度の認定事業
  4. 運動施設建設及び維持管理に関する技術並びに運動施設建設業に関する国際的交流の促進
  5. 運動施設建設業の経営に関する調査研究
  6. 運動施設建設業経営者及び従業員の資質の向上
  7. 関係行政庁の諮問に対する具申、建議及び請願
  8. 研修会、講習会の開催
  9. 会報、機関紙及び図書の刊行
  10. 上記各号に付帯関連する一切の事業

ご挨拶

 私たち日本運動施設建設業協会は、「スポーツ・レクリエーション施設の建設・維持管理を通じて健康な社会の発展に貢献する」ことを目的に、昭和57年の設立以来地道な活動を積み重ねて参りました。その間、会員各社が、国民体育大会、世界陸上、サッカーW杯、ラグビーW杯、アジア大会など、トップアスリートが最高のパフォーマンスを追求し競い合う国際レベルのフィールドから、子供からお年寄りまで生涯スポーツ・健康づくりの場としての運動場や学校グラウンドまで、多種多様な競技種目・利用目的に合致する運動施設の施工に参画させていただき研鑽を積んで参りました。

 フィールドに求められる性能は競技種目・利用目的によって異なり、また、使用する素材も多岐にわたります。作業現場ではこれらの特徴を熟知していることと同時に、平坦性や均一性など激しい利用環境でも安全にプレーできるよう高い精度で施工する熟達した技能が求められています。当協会では、これら専門技術・技能の向上のため、平成17年に「運動施設施工技士制度」を創設。さらに、平成22年には「登録運動施設基幹技能者」の講習実施団体として国土交通大臣より登録認証され、有資格者の育成に努めております。

 また、運動施設は、防災拠点として、あるいは豪雨時の雨水貯留機能の活用や、地域社会の様々なイベントの場など、広義のグリーンインフラとして、都市社会における重要な機能も担っております。これからも、専門技術の向上と熟達した技能の伝承に努めると共に、時代が求める持続可能な社会に相応しいストック効果の向上と品質の長期保持に向けた調査研究や、すべての人が活躍できる魅力的な職場環境づくりに向けて「働き方改革」に取り組み、「運動施設専門工事業の社会的地位の確立・向上」を目指して参ります。わが国唯一のグラウンド施工を専門とする業界でございますので何とぞご用命たまわりますようお願い申し上げます。

一般社団法人 日本運動施設建設業協会 代表理事 奥 裕之